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インタビュー記事をたくさん書かれていますが。
手前味噌になりますが、新社長のインタビューの時に、同席する広報担当の人に「山家さんは本当に聞き出すのが上手いね」と言われたことがありますね。
話しを引き出す時のコツはなんでしょう。
「僕は知らないから教えてください」っていう気持ちと姿勢ですかね。「俺はこんなことも知っているんだ」という記者がいる。聞かれる側はもう話したくなくなるんですよ。後は慣れです。インタビューしている間に、次の質問を考える。一日5人連続で取材したこともあります。相手のことを思いやることです。厳しく「どうなんだ、どうなんだ」って聞くのもね…。自然流を心がけることですか。
まさに山家流ですね。
子どもだろうが、女性だろうが、社長だろうが、犯罪者であろうが、分け隔たりはないですね。ただし、卑下はしちゃいけないですが。謙虚でいなくてはならない。
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山家さんとは、歩いていて良くバッタリと会いましたよね。いつもカメラをぶら下げ、その雰囲気がやっぱり記者らしい。
「記者は天職」と子どもに言われました。確かにそうだなと。
生まれ変わっても記者をされていますね。
そうですね。
まさに天職だ。
最初は確かに辛かったですよ。駆け出しの頃は何も教えてもらえないですからね。ノウハウは自分で覚えないといけない。よく他の新聞社の人が教えてくれましたよ。
一回ブログで書きましたけど、20代は怖いものなし。30代ではまぁまぁ脂が乗っている。40代以降は怖さを知る。いろんな影響を知りましたね。記事を書くことで犯罪者の家族まで悪者扱いされる。結局、好奇心があるんですかね。
ところで企業などに不祥事が起きた時、メディアは一斉に取り上げますよね。
記者は不安なんです。他に書かれると、なんで自分は書かないのだろうと。「書く必要がないと思った」は通用しません。同じ記事ばかりだったら、新聞は一社で良いし、テレビも一局でいい。常に恐怖感があるんじゃないですか。他社の記者が明日の朝には何を出すのか。僕はないけどね。書くなら書けって。

今まで、特落ちしたことはありますか。
何回もありますよ。後で怒られるんでしょうけど。あったことはしょうがない。それと反対に、自分が特ダネを書いて、みんなが追ってくると、記者冥利につきますね。
自分の印象に残る特ダネは。
名古屋地検の職員が水道代を払わなくて、水道局が水を止めた。それに対して地検職員が止水栓を開けた。結局、水道局は止水栓をコンクリート固めて止めた。それを記事にしたら、訴えられました。僕は会社内で唯一、証人として被告席に立った人間です。記事に対して、地検の奥さんが名誉毀損だと言ったんです。一番に書いた名タイが訴えられて、書いた記者が呼ばれた。最終的には、時効で終わりました。



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